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「がん」「心疾患」「脳血管疾患」。
いわゆる三大疾病は、日本人の主要な死因の上位を占める重大な病気です。厚生労働省の人口動態統計によると、がんは死因の1位、心疾患は2位、脳血管疾患は4位を占めています。
しかし、三大疾病の本当の問題は「死亡リスク」だけではありません。
多くの人が直面するのは、治療の長期化による収入減少です。
この記事では、三大疾病の治療期間の実態と、働けなくなることで起こる収入減少について解説します。
三大疾病の治療は「入院よりも長い通院」が特徴
まず、三大疾病にかかった場合の平均入院日数を見てみましょう。
| 疾病 | 平均入院日数 |
|---|---|
| がん | 約19〜20日 |
| 心疾患 | 約20〜25日 |
| 脳血管疾患 | 約77〜90日 |
※厚生労働省「患者調査」などを基にした概算値
脳血管疾患(脳卒中)は入院が長期化しやすく、平均で約2〜3か月の入院になるケースもあります。
一方で、がんや心疾患は入院期間が比較的短くても、治療はそれで終わりません。
例えばがんの場合、
- 手術後の抗がん剤治療
- 放射線治療
- 定期検査
など、長期の通院治療が続くことが一般的です。
つまり、
「入院日数=治療期間」ではない点が重要です。
三大疾病で収入が減る人は7割以上
三大疾病にかかった場合、家計に最も影響するのは医療費よりも収入の減少と言われます。
ある調査では、
- 三大疾病に罹患後、収入が減少した人は約7割以上
- 月10万円以上の減収になった人も多い
という結果が出ています。
さらに注目すべきは、収入減少の期間です。
| 減収が続いた期間 | 割合 |
|---|---|
| 1〜3年 | 24.6% |
| 3〜5年 | 26.3% |
| 5年以上 | 約22% |
つまり、半数以上が1年以上の収入減少を経験しています。
実際の体験例では、
- 心疾患:復職まで1年
- がん:2年
- がん+脳疾患:3年半
- がん:5年以上
といったケースも報告されています。
治療そのものより、働けない期間の長さが家計を圧迫するのです。
公的制度だけでは収入は十分に補えない
日本には公的なセーフティネットとして、
- 傷病手当金(健康保険)
- 高額療養費制度
があります。
ただし、ここにはいくつかの限界があります。
傷病手当金
- 給与の約3分の2
- 最長1年6か月
つまり、
- 自営業は対象外
- 長期療養では期間不足
になるケースがあります。
医療費は抑えられても生活費は減らない
高額療養費制度により医療費の自己負担は抑えられますが、
- 住宅ローン
- 家賃
- 教育費
- 生活費
は当然ながら減りません。
このため、三大疾病では
**「医療費よりも収入減少への備え」**が重要といわれています。
治療と仕事の両立は意外と難しい
最近は「治療しながら働く」という考え方も広がっていますが、現実には簡単ではありません。
例えば、
- 手術後の体力低下
- 抗がん剤の副作用
- 脳卒中後のリハビリ
などにより、フルタイム勤務が難しくなるケースも少なくありません。
短時間勤務や休職が続くと、結果として
収入は大きく減る
という問題に直面します。
「働けないリスク」に備えるという考え方
こうした背景から注目されているのが、
所得補償保険や三大疾病保障です。
たとえば、三大疾病で働けなくなった場合に
- 毎月の所得を補償する保険
- 診断時に一時金を受け取れる保険
などがあります。
特に最近は、
- 休職期間の生活費を補う
- 住宅ローンや教育費の支払いに充てる
といった目的で検討する人が増えています。
たとえば日新火災の所得補償保険では、
- 働けなくなった場合の所得補償
- 三大疾病に備える一時金特約
などを組み合わせて備えることが可能です。
医療費だけでなく、
「働けない期間の収入減」まで想定しておくことが重要だといえるでしょう。
まとめ
三大疾病のリスクは「治療費」だけではありません。
ポイントを整理すると、
- 三大疾病は日本人の主要な死因
- 入院は数週間でも、治療は長期化する
- 罹患後に収入が減る人は7割以上
- 減収は1年以上続くケースが多数
つまり、問題は
「治療できるか」ではなく
「治療しながら生活できるか」
という点です。
三大疾病は誰にでも起こり得る病気だからこそ、
医療費だけでなく収入減少のリスクまで含めて備えを考えておくことが大切です。
よくある質問
Q. 働けなくなった場合の収入はどうなりますか?
A. 収入が大きく減少またはゼロになる可能性があります。
Q. いくら補償を設定すべきですか?
A. 生活費の6~8割が目安です。
Q. 自分は必要ですか?
A. 収入が止まると生活に影響が出る場合は必要性が高いです。
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