保険のプロがぶっちゃける「入るべき保険」と「いらない保険」

他の保険も気になる方へ

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保険業界にいると、はっきり言ってしまえば「全部は要りません」。

むしろ、多くの人が
入りすぎ・重複しすぎ・無駄に高い
この状態です。

この記事では、忖度なしで
・本当に必要な保険
・いらない(優先度が低い)保険
・重複しているムダな保険
を、プロ視点で整理します。


結論

迷ったらこの基準だけ覚えてください。

「自分で払えないレベルの損失だけ保険でカバーする」

これに当てはまらない保険は、基本的に優先度が低いです。


入るべき保険・いらない保険【一覧表】

保険種類必要度理由(ぶっちゃけ)重複・注意点
生命保険(死亡)△〜家族の生活費確保なら必須
独身は不要
貯蓄型はコスパ悪い
医療保険高額療養費制度があるため過剰で不要がん保険と重複注意
がん保険長期療養リスクは現実的医療保険とダブりやすい
就業不能保険収入停止が一番危険傷病手当金だけでは不足
火災保険災害リスクは自己負担不可地震保険は別契約
地震保険日本では重要だが保険金は限定的火災保険とセット前提
自動車保険
(任意)
対人賠償が無制限必須車両保険は条件次第
個人賠償責任保険数百円で億単位リスク回避火災保険や自動車保険に付帯可能
ペット保険高額治療時のみ意味あり貯金で代替可能
学資保険利回り低い積立投資の方が合理的
旅行保険海外は必須レベルクレカ付帯と重複注意
自転車保険義務化地域あり個人賠償で代替可能
所得補償保険自営業・フリーランスは必須級就業不能保険と似ている
PL保険
(製造物責任)

(事業者)
事故時は会社が吹き飛ぶ統合賠償と整理必要
統合賠償責任保険
(事業者)
ほぼ全部カバーできる個別賠償と重複

重複してムダになりやすい保険

ここが一番重要です。

① 個人賠償責任保険の重複

・火災保険
・自動車保険
・クレジットカード付帯

どれか1つで十分(補償は同じ)

複数入っても、実際に支払われるのは基本的に1つ分だけです。
一番条件が良いもの1つにまとめればOK


② 医療保険+がん保険のダブル加入

・医療保険で入院・手術はカバー済み
・がん保険でさらに上乗せ

両方満額はやりすぎ

内容が重なりやすく、がん保険の上乗せで、保障が過剰になりがち。
どちらかを絞るか、必要な分だけに調整すべき


③ 車両保険の過剰加入

・10年以上の車
・中古で安い車

保険料>補償価値 になるケース多数

古い車や中古車は、事故時の保険金がそれほど出ません。
一方で保険料はそれなりにかかるため、割に合わないことがあります。
車の価値と保険料を見て判断するのが基本


④ 学資保険+貯蓄型生命保険

・長期間積み立てる
・満期で増えて戻る

完全に役割が重複

どちらも構造がほぼ同じ「長期で積み立てて少し増える」商品
両方入ると、お金があまり増えない保険にダブルで加入している状態になります。
→ どちらか一方、または分離(貯蓄=投資/保障=掛け捨て)が合理的


本当に優先すべき保険(プロ基準)

優先順位は明確です。

1位:自動車保険(対人無制限)
2位:個人賠償責任保険
3位:火災保険
4位:就業不能・所得補償
5位:生命保険(扶養ありのみ)

理由はシンプルで、

人生が破綻するレベルの損失を防ぐため

です。


【ここがポイント】保険は「守る対象」で決める

守るもの別に整理するとこうなります

守る対象必要な保険
他人への損害個人賠償・自動車保険
自分の家火災保険
自分の収入就業不能・所得補償
家族の生活生命保険

→ これ以外は「余裕があれば


じゃあ、どこから見直すべきか

ここまで読んで、

・優先順位は分かった
・でも実際どれをどう見直せばいいか分からない

この状態になっているはずです。

まず最初にやるべきは、固定費インパクトが大きい保険の見直しです。


▼ 自動車保険(最優先で見直すべき)

保険の中で一番ムダが出やすいのがここです。

・等級が進んでいるのに保険料が高い
・不要な特約が付いている
・ネット型に変えるだけで安くなる

このあたりは本当によくあります。


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▼ 火災保険(次に見直すべき)

火災保険は「入っているだけ」で満足している人が多いですが、

・水災が外れている
・免責が高すぎる
・逆に過剰補償になっている

など、内容がズレているケースが非常に多いです。


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▼ 働けなくなるリスク(見落とされがち)

一番怖いのはこれです。

事故や病気で働けなくなると、
収入がゼロになるのに支出は止まりません。

会社員でも傷病手当金はありますが、
給与の約2/3(※上限あり)で、期間も制限があります。

自営業・フリーランスはさらに厳しいです。


→ 働けなくなったときの収入リスクに備えるならこちら
 「働けないときの保険」


まとめ(ぶっちゃけ)

保険で失敗する人は、ほぼこのどちらかです。

・入りすぎて無駄に払っている
・必要なところに入っていない

正解はシンプルです。

大きなリスクだけ保険、小さいリスクは貯金

そして、

「入る保険」より「入らない保険」を決める方が重要です

これだけ守れば、保険で損することはほぼありません。

ここを外さなければ、保険はコストではなく
「事業を継続させる装置」になります。


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